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カクレキリシタンの旅後編

カクレキリシタン

長い禁教の時代も迫害に屈せず

信仰を捨てなかった悲劇の人々。

西洋からやってきた舶来の宗教。

以前はそんなイメージを持っていた。


明治6年に禁教令が解かれてもなぜカクレキリシタンの

ままであり続けたのか?

長い禁教時代のせいであまりにもキリスト教と

かけ離れたものになっていた為、受け入れることが

出来なかった。

それだけか?

7月のある日、再び平戸、生月に向かった。

目的は道の駅巡りとカクレキリシタンでした。


今回は前回は行けなかった、生月町博物館島の館

に行きます。道の駅の裏手側にあるんで間違えないように。

ほうじょうき(仮


橋を渡るとすぐに道の駅と博物館があります。

入館料は500円。これは入る前は高いと感じた。

展示物は大きく3つ

1つ目は捕鯨のお話


ほうじょうき(仮

生月は捕鯨の島でした。

江戸期は捕鯨でたいそう潤ったようで、これはカクレキリシタンにも

大いに影響があったようです。

江戸期の捕鯨では鯨を網に追い込んで弱らせて

最後に海に飛び込み鯨に泳ぎ着き、鼻を切って縄を通していたそうです。

この役目の人はみんなから勇者と呼ばれたとか。

想像するにこの作業で多くの勇者の命が失われた事でしょうね。


2つ目は江戸期に実在した生月出身の巨漢力士

生月鯨太左衛門の展示。

身長が227cmあったそうで等身大の像と手形があります。

その巨漢さが想像出来ます。


3つ目がカクレキリシタンに関する展示物です。

こちらの展示物で特筆すべきは

現代を生きるカクレキリシタンの姿が画像や映像で見られる事だろう。


ほうじょうき(仮

多くの宗教画や聖像聖具が展示してあって飽きない。


ほうじょうき(仮

現代を生きるカクレの人々

とは言っても10年以上は前の写真だろう。


ほうじょうき(仮

ほうじょうき(仮

洗礼している!

長い宣教師不在の禁教期間で多くの変貌があったが

洗礼は残っています。お授けという名で。


ほうじょうき(仮

このお授けで使用する水(聖水)は聖地中江ノ島で取れる。

カクレキリシタン信仰の中でも中江ノ島は、「お中江様」「お迎え様」

「サンジュワン様」「御三体様」等と呼ばれ、御神体に匹敵する最高の

信仰対象とされ聖水を取る「お水取り」の行事が行われている。

この島ではどんなに乾いていてもオラショ(お祈り、お経みたいなもの)を唱えると

水が湧き出すそうです。そんな神秘性も信仰の対象になった理由の1つでしょう。

カクレキリシタンの年中行事やしきたりは多岐にわたります。

ここで歴史や細かい内容を語りません。

10年ほどまえに訪れた人の話では、島の人口9,000人で信者数1,000人。

博物館の方の話では現在は6,000人で信者数は200人くらいではないかと。

早晩、生月のカクレキリシタン信者は誰もいなくなる気がします。


wikipediaによると

近年、過疎や高齢化による後継者不足、生活様式の世俗化など

によってその数は急激に減少している。


しかし生月においてはまきあみ漁の衰退が大きな理由らしい。

昭和の初め頃からまきあみ漁が盛んで、幾艘もの漁船で船団を組み

大きな網で魚の群れをまるごと捕まえていたそうだ。

まきあみ船団が解散し、仕事が無くなれば、働き手は島を出る。

そして行事を継承していく人間がいなくなってしまう。
実に現実的な理由で減っていっているわけです。


最後にどうして厳しい弾圧にも関わらず各地のカクレキリシタンは

残ったのか。生月は離島だから残ったという人もいるみたいですが

どうも、元々西洋の宗教であるキリスト教が長い年月で実に日本的な

宗教に変化して、キリストの神も日本の八百万の神の1つのように変化し

神道だけでなく仏教との融合もかなり進んでいたのでしょう。

日本の民俗信仰と深く結びつき、先祖崇拝

現世利益、儀礼主義的傾向を強く示すものになっていった。

取り締まる側も何が何やらよくわからなくなったんじゃないかな。

現に、天草崩れというキリシタン検挙事件は全員心得違いとして

放免されている。教義自体は早くに失われ、信者達も行事の意味が

わからなくなっていたのではないかと。

遠く西洋からやって来たキリスト教も日本人の手に掛れば

土着の神様の1つになってします。

カクレキリシタン信仰の中に日本人の本質を見たような気がした。

あと、暗く悲惨な禁教弾圧時代を想像しがちだけど

ここ生月に限っては、多くの信者が禁じられているキリスト教を

信仰している意識すらなく、信仰していたのではないかと思った。

これは島の特産捕鯨が、平戸藩の重要な財源であった為

過酷な取り締まりが行われなかったからかもしれない。

この貴重な文化遺産をなんとか残せないものか?

と色々考えながら帰路に就いた。

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[ 2012/08/06 15:26 ] 呟き | TB(0) | CM(0)
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